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【超重要】損しない退社日の決め方とおすすめの退社日
【超重要】損しない退社日の決め方とおすすめの退社日
目次
「転職したいけど、気を付けておいた方がよいことって・・・?」
「退社する時期はいつが”得”なのか・・・」
「退社するけど、いつ会社に言ったらよいのか分からない・・・」
退職日を会社の都合(今いる会社・新しく入社する会社)だけに合わせて退社した場合、損する場合があります。
このコンテンツでは、「損しない退社日の決め方と注意点」について解説します。
このコンテンツで解説していることを理解して転職できれば、3~5万円ほど損せずに済んだり、確定申告を自分でしなくてよくなります。
結論 退社する月(時期)は何月がお得?
・求人が多い時期 1~3月・8月お盆明け~10月
・ボーナス時期 6月下旬~7月下旬・12月
8月お盆あけ~10月に転職活動をして、12月のボーナスをもらってから12月中か1月に新しい会社に入社。12月31日退社が1番お得です。
が1番お得です。その次に1~3月に転職活動をして、4月に新しい会社に入社し、12月のボーナスで評価してもらう。3月31日に退社が2番目にお得です。
退社する時に知っておいた方が良い”タイミング”のこと(お金編)
国民保険と国民年金について
・退社日が1日ズレるだけで3万円~5万円ほど損する可能性がある
・年度末に退職しないと、国民健康保険の免除を11ヶ月も損をする
国民保険と国民年金について考える際に、次の会社の入社日が決まっている場合と次の会社が決まっていない場合で損しない退社日は変わってきます。
決まっている人→国保代が発生するので、入社日の前日に退社するのがオススメ
決まっていない人→国民健康保険は「退社日の翌日に加入している組織」に対して支払う義務があります。国民健康保険か社会保険かに属している必要があり、日割り計算が出来ない性質のため、月末に退社することをオススメします。
月末で退社するで1ヶ月分の国民年金と国民保険が自分と会社の折半で支払うことができます。
Aさん:月途中での退社
退職月と、翌月からの支払いが発生
Bさん:月末での退社
翌月の支払いから発生
ボーナスについて
次の会社の入社日が決まっていない場合は、
・今の会社のボーナスをもらえる月に退社する
・次の会社のボーナス査定期間に合わせる
この2つのうちどちらかに合わせると良いでしょう。
今いる会社からボーナスをもらって退社するには、ボーナスが振り込まれる日に出勤している。あるいは在職している(出勤していないが有給消化中など)必要があります。
この「出勤している」か「在職している」については会社によってルールが異なりますので、最終出勤日を決める前に 確認しておきましょう。転職して思わぬ出費が出る場合もあります。損しないように、上司に確認しずらいことかもしれませんが、しっかりと確認しましょう。
今いる会社のボーナス月がまだまだ先の場合、次の会社のボーナス査定期間に合わせて入社できると良いでしょう。査定期間が新しく始まるタイミングであれば、ボーナス査定期間にしっかり自分の働きぶりを見てもらい賞与に反映してもらえる可能性があります。
査定期間途中の入社の場合は、短期間での評価、入社したてということもあり高く評価してもらえない可能性が高くなります。ボーナスはまとまった収入を手に入れることができる念に数回のチャンスです。しっかり確認しておきましょう。
退社する時に知っておいた方が良いこと(今の会社から発行してもらう書類編)
・雇用保険被保険者証
・源泉徴収票
・(離職票)
次が決まっている人
今の会社に雇用保険被保険者証と源泉徴収票の2つを必ず受け取りましょう。
次の会社に提出する必要があります。雇用保険被保険者証は、雇用保険に加入済みであることを示す書類です。会社に在籍している間は基本的に会社が保管します。退職すると、次が決まるまでの期間はご自身で保管しておく必要があります。
雇用保険被保険者資格取得等確認通知書(被保険者通知用)と一体化した、横長の書類です。
源泉徴収票は、会社が従業員に給与を支払う際に、所得税を源泉徴収しています。源泉徴収とは、支給前の給与から所得税を差し引き、会社が従業員の代わりに納税する制度です。
そ従業員が退社する場合、会社は「源泉徴収票」を発行して従業員に渡します。
源泉徴収票は、その年に支給された給与の金額や源泉徴収税額や、各種控除金額などが書かれれている書類です。源泉徴収票は、次の会社が年末調整をしてくれる場合は会社に提出します。会社によっては、転職した初年度はご自身で確定申告してください。と言われるところもあるので、次の会社が決まった際に、年末調整はどうしたらよいか?を確認しておきましょう。どちらにしても確定申告あるいは、年末調整によって還付金があるケースの方が多いため、必ず離職票は発行してもらい年末調整か確定申告を行うようにしましょう。
次の会社が決まっていない人
今の会社に雇用保険被保険者証と源泉徴収票と離職票の3つを発行してもらうようにしましょう。離職票は、新しい勤め先がきまっていない状態で離職し「失業手当」を受け取る際に必要となります。既に次の会社が決まっている場合は失業手当を受け取れないため、離職票を使う機会はありません。
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退社する時に知っておいた方が良いこと(退職後に必要な手続き編)
次の会社が決まっている人(退社した翌月に次の会社に入社する人)
年末調整を会社でおこなってくれるのか、自分で確定申告を行うのか確認しておきましょう。
次の会社が決まっていない人(退社して次の会社の入社まで期間がある人)
国民年金と健康保険の切り替えを行う必要があります。住民税も自分で支払う必要があります。会社員の場合は、給与から健康保険料と年金が天引きされますが、失業中は自分で納めるか、家族の扶養に入って負担してもらうかを選ぶことになります。
自分で納める場合は、住民票がある地域の役所で切り替えの手続きが必要です。
退職後は、自分で住民税を納めることになりますが、退職月によっては最終月に天引きされる金額が異なる場合があります。注意しましょう。
6~12月に退職した場合は、退職月まで通常通りに天引きされ翌月以降は自分で納めます。1~5月に退職した場合は、1~5月の住民税が退職月にまとめて天引きされる場合があります。確認しましょう。
再就職まで期間がある場合は、失業手当の給付手続きを行っておきましょう。ハローワークで給付手続きを行う必要があります。手続きには「マイナンバー」「身元保証書類」「離職票」を持参しましょう。
退職理由によって給付が始まるまでの期間が違います。
今の会社のボーナスが期待できない場合は、新しい会社の決算期に入社を合わせて退社するのがオススメです。
Q&A
新しい会社の決算期に入社を合わせて退社する場合のメリットは?
・新卒と同じサポートを受けられる
・人事異動や新しいチーム発足のタイミングで同期ができる
・内定が出やすい(人事の予算問題)
・空白期間がないと転職に有利
15日締めの会社を退社するor入社する場合の注意点は?
・社会保険料は1ヶ月単位で支払われますので、15日で退職すると、その月の国民保険料を支払う必要があります。
円満退社のコツ
・閑散期の退社を選ぶ
・引継ぎ計画を立てる
・早めに伝える
・退社理由を上司への不満にしない
退職の日の目途がついたら、できるだけ早く退社の意向を上司に伝えましょう。できれば閑散期に退社するとスムーズです。急な退社は組織に負担をかけます。通常1ヶ月前の申告が一般的ですが社歴や役職によっては、引き継ぐ事が多いため3ヶ月から半年は見ておいた方が良いかもしれません。
業務の引継ぎ計画を立てて、十分に行いましょう。後任者や同僚にスムーズに業務を引き継ぐことは円満退社のポイントです。情報を整理し、マニュアルを作成するなど、スムーズなサポートが可能になるようにしましょう。
退社する当日まで責任感をもった態度を貫きましょう。なまけたり、引き継いだから。と無関心にならずに最後まで責任感を持ち続けましょう。
退社の理由を上司への不満や、組織についてネガティブなものを避けましょう。感情的にならず、冷静に行動しましょう。感謝と尊重の気持ちを全面に出すことが円満退社の秘訣です。
円満な退社は、将来の機会や人間関係を損なわずに終了するために重要です。どこで、同じ地域で転職する場合は、誰が誰とつながっているか分からないので、退社する時ほど、人間性が出る。と言われますので最後まで態度を変えないよう心がけましょう。
退社のマナーや手土産について適切な対応
最終出勤日や、会うのが最後になる人に対して、手土産を渡す方もいます。無理して渡すものではないのですが、挨拶にまわる際に何かあった方が、まわりやすい人もいると思います。メールで挨拶するだけでも十分です。大事なことは感謝の気持ちを伝えて印象良く退社することです。退社しても良好な人間関係を維持することでフリーランスになった場合に仕事を紹介してもらえるかもしれませんし、プライベートでの長い付き合いになるかもしれません。メリットの方が多いので、できるだけ好印象で退社するようにしましょう。
手土産を準備する際に注意すべきこと
・渡す人の趣味嗜好を考える
・人数分用意する
・お菓子の場合、日持ちがするもの(賞味期限が長めのもの)
・常温保存ができるもの
・個包装していあるお菓子
・渡す順番は、社長→役員→上司という風に役職が高い方から配るようにしましょう
まとめ:会社のルールと国の支援をうまく活用して損しない退社日を決めよう
転職活動において、今の会社の退職日や新しく入社する会社の入社日は、損しない転職において非常に重要なポイントです。
ボーナスや年末調整、転職のしやすい時期や同期ができやすい時期など転職した後の働きやすさも関わってきます。
本コンテンツで紹介した注意事項を中心に、事前準備を実施して損しない退社日と入社日の決め方をしてみてください。
木村:KIMURA/ アスタリスク、人材戦略グループ長 広告・人事担当
PROFILE:木村瞳。1985年生まれ。岡山県出身。大学卒業後ユニクロに入社し日本各地を転々と転勤し愛知の豊橋へ。人材コンサルタントに興味を持ち、アスタリスクに2014年転職。派遣スタッフさんのフォロー担当を務めながら、広告担当も務め、数多くの企業様へ訪問させていただいた経験と情報を活かし、今は広告担当専属に。求職者の方に忖度しないこと。良い情報も悪い情報も、お話しし、その方にとって間違いのない選択。リスクの低い選択をご提案できるように心がけている。
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