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【残業時間 リアル】残業0時間~残業80時間までの生活比較
【残業時間 リアル】残業0時間~残業80時間までの生活比較
目次
働き方改革によって、残業時間で変わる生活スタイル
残業時間は、仕事だけでなく、生活スタイルや人生にも大きな影響を与えます。残業が少ない人もいれば、多い人もいます。では、残業時間によって、生活スタイルはどのように変わるのでしょうか?
結論
0時間~10時間未満
ほぼ定時退社・基本的に残業なく働ける環境
10時間~20時間未満
基本定時で週に何度か1時間残業が発生
20時間~30時間未満
定時で帰られるけど1~1.5時間くらい残業が発生
30時間~40時間未満
たまに定時で帰られるが、残業はほぼ発生している
45時間~60時間未満 残業していることが常用化
毎日2時間を超えると週末に疲れがどっと出やすい
60時間~80時間未満
会社にいる時間が1日の半分(12時間)
残業80時間~100時間
仕事から帰って寝るだけの生活
仕事以外の時間の過ごし方
残業0時間
残業0時間の人は、仕事以外の時間はすべて自由に使うことができます。趣味や自己啓発、友人との交流、家族との時間など、自分の好きなことに時間を費やすことができます。
残業20時間
残業20時間の人は、週に2日程度の残業があります。仕事以外の時間は比較的自由に使うことができますが、残業によって、睡眠時間が不足したり、ストレスを感じたりすることもあるでしょう。
残業40時間
残業40時間の人は、週に4日程度の残業があります。仕事以外の時間は、残業時間の削減や時間の使い方の工夫によって、充実させることができます。
残業60時間
残業60時間の人は、週に6日程度の残業があります。仕事以外の時間はほとんどなく、趣味や自己啓発に時間を費やすことは難しくなります。
残業80時間
残業80時間の人は、週に8日程度の残業があります。仕事以外の時間はほとんどなく、趣味や自己啓発はもちろん、友人との交流や家族との時間も十分に取ることができません。
プライベートの充実度
残業0時間
残業0時間の人は、仕事以外の時間に充実した時間を過ごすことができるため、プライベートの充実度が高いと言えます。
残業20時間
残業20時間の人は、仕事とプライベートのバランスが比較的保たれているため、プライベートの充実度も高いと言えます。
残業40時間
残業40時間の人は、仕事とプライベートのバランスがやや崩れているため、プライベートの充実度が低下する可能性があります。
残業60時間
残業60時間の人は、仕事とプライベートの境界線が曖昧になり、プライベートの充実度が著しく低下する可能性があります。
残業80時間
残業80時間の人は、仕事中心の生活を送るため、仕事が趣味。というようなマインド以外の人は、プライベートの充実度はきわめて低くなります。また疲労やストレスが蓄積しやすく、健康状態にも気を配る必要があります。
収入面から見た側面
残業時間は、収入にも大きな影響を与えます。残業0時間の場合と残業80時間の場合の収入の差は、大きく異なる可能性があります。
残業0時間の場合
残業0時間の場合、給与は基本給のみとなります。基本給は、労働契約書などで定められている給与であり、残業時間によって変動しません。
例えば、月給が30万円の会社員の場合、残業0時間であれば、毎月の収入は30万円となります。
残業80時間の場合
残業80時間の場合、基本給に加えて残業手当が支給されます。残業手当は残業時間に応じて計算されます。例えば、時給が2000円の現場ではたらいている場合、残業80時間の残業手当は、16万円となります。したがって、残業時間80時間の場合、毎月の収入は基本給の30万円と残業手当の16万円を合わせて46万円となります。
残業0時間の場合と残業80時間の場合の収入差は46万円-30万円=16万円となります。
つまり、残業80時間の場合、残業0時間の場合よりも、毎月16万円の収入が多くなる可能性があります。
補足
残業手当の計算方法は、会社によって異なります。また、残業時間には、法定内残業と法定外残業の2種類があります。法定内残業は、労働基準法で定められた残業時間であり、残業手当は基本給の1.25倍で計算されます。
法定外残業は、労働基準法で定められた残業時間を超過した残業時間であり、残業手当は基本給の1.5倍で計算されます。
2023年4月1日から1ヶ月の時間外労働時間が60時間超えの割増賃金率は1.5倍で計算されます。
残業時間が多い人は、残業手当の計算方法や法定外残業の時間数なども確認しておきましょう。
1ヶ月の時間外労働 |
||
60時間以下 |
60時間超 |
|
大企業 | 25% | 50% |
中小企業 | 25% | 50% |
残業代の計算方法について
深夜残業 |
60時間以下:時間外労働1.25+深夜労働0.25=1.5の割増率 60時間超 :時間外労働1.5+深夜残業0.25=1.75の割増率 |
法定休日 |
時間外労働1.35=1.35割増率 ※60時間超の残業カウントには含まず |
代替休暇取得時 |
時間外労働1.25=1.25の割増率 ※代替休暇を取得した場合。代替休暇の計算は (1ヶ月の時間外労働時間数-60)×換算率0.25 |
基本給
基本給とは、労働契約書などで定められている給与であり、残業時間によって変動しません。
割増率
割増率は、残業時間帯によって異なります。
・法定時間外労働(所定労働時間を超えて、法定労働時間まで残業した場合):1.25倍
・法定時間外労働(1ヶ月60時間を超過して残業した場合):1.5倍
・深夜労働(午後10時から午前5時までに労働した場合):1.25倍
・休日労働(法定休日に労働した場合):1.35倍
・法定時間外労働+深夜労働:1.5倍
・法定時間外労働(1ヶ月60時間を超過した場合)+深夜労働:1.75倍
・休日労働+深夜労働(法定休日に労働した場合):1.6倍
例:深夜残業
深夜残業については、1時間あたりの賃金に対して割増率1.25と深夜労働の0.25を足した
1.5が最終的なかけ率となります。
例えば、1時間あたりの賃金が1000円だった場合、深夜残業を2時間としたら
1000円×1.5×2時間が計算式になります。
時間外労働が60時間を超えてからの深夜残業については、1.5+0.25=1.75がかけ率になるので、1000円×1.75×2が計算式です。
残業0時間(定時)で仕事を終えるための時間管理術と効率的な業務の進め方
残業は、仕事の成果やキャリアアップに直結するものではありません。むしろ、残業時間が増えるほどプライベートのバランスが崩れ、心身の健康を損なうリスクが高まります。
そこで、今回は定時で仕事を終えるための時間管理術と効率的な業務の進めかたについてもご紹介します。
定時で仕事を終えるための時間管理術
定時で仕事を終えるためには、まずは、自分の1日のスケジュールを把握することが大切です。そのためには、1日の予定を洗い出し、時間ごとにタスクを割り当てます。その際、タスクの優先順位をつけて、重要なタスクから取り組むようにしましょう。
また、タスクの見積時間を参考にして、スケジュールを組むことも重要です。見積時間をおオーバーする可能性を想定して、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
さらに、想定外のトラブルに備えて、余裕を持ったスケジュールを組むことも大切です。
効率的な業務の進め方
効率的に業務を進めるためには、以下のポイントを押さえましょう。
・タスクを細分化する
タスクを細分化することで、取り組みやすくなります。また、タスクの進捗状況を把握しやすくなり、計画通りに進んでいるかを確認することができます。
・集中して取り組む
一度に複数のタスクをこなそうとすると、集中力が途切れ、効率が悪くなります。そのため、一度に取り組むタスクを1つに絞って、集中して取り組むようにしましょう。
・効率化ツールを活用する
タスク管理ツールやリマインダーツールなど、効率化ツールを活用することで、業務を効率的に進めることができます。
効果的な残業時間解消方法
残業時間を減らすためには、時間管理術や効率的な業務の進め方を身につけることが大切です。残業時間の質を高めるためには、タスクの優先順位をつける、集中して取り組む、休憩を挟むなどの方法が有効です。
残業が発生する原因を特定する
残業が発生する原因は、仕事量が多い、業務効率が悪い、仕事の進め方に問題があるなど、さまざまです。
まずは、残業が発生する原因を特定しましょう。原因を特定することで、効果的な残業解消策を検討することができます。
具体的なアクションを起こす
残業解消策を検討したら、具体的なアクションを起こしましょう。
時間管理術や効率的な業務の進め方を身につけるためには、まずは、自分の1日のスケジュールを把握することから始めましょう。タスクの優先順位をつける、集中して取り組む、休憩を挟むなどの方法を、まずは1つずつ実践してみてください。
また、残業が発生する原因を特定したら、その原因を改善するための具体的なアクションを起こしましょう。
上司や同僚と協力する
残業解消は、一人で取り組むよりも、上司や同僚と協力して取り組んだ方が効果的です。
上司や同僚と協力することで、以下のようなメリットがあります。
- 残業が発生する原因をより正確に把握することができる
- より具体的で効果的な残業解消策を検討することができる
- 残業解消を継続しやすくなる
**残業解消は、個人の努力だけでなく、組織全体の取り組みが重要です。上司や同僚と協力して、効果的な残業解消に取り組みましょう。
まとめ
残業時間によって、収入に大きな差が生じる可能性はありますが、残業時間が多いほど、仕事とプライベートのバランスが崩れ、心身の健康を損なうリスクが出てきます。
残業時間が多い人は、収入の増加だけでなく、心身の健康やワークライフバランスなども考慮して、残業時間の削減を検討することも検討が必要です。
木村:KIMURA/ アスタリスク、人材戦略グループ長 広告・人事担当
PROFILE:木村瞳。1985年生まれ。岡山県出身。大学卒業後ユニクロに入社し日本各地を転々と転勤し愛知の豊橋へ。人材コンサルタントに興味を持ち、アスタリスクに2014年転職。派遣スタッフさんのフォロー担当を務めながら、広告担当も務め、数多くの企業様へ訪問させていただいた経験と情報を活かし、今は広告担当専属に。求職者の方に忖度しないこと。良い情報も悪い情報も、お話しし、その方にとって間違いのない選択。リスクの低い選択をご提案できるように心がけている。
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