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2025年秋発売予定の新型プレリュードについて解説
2025年秋発売予定の新型プレリュードについて解説

目次
ホンダは2025年秋、約20年ぶりに新型「プレリュード」を復活させます。かつて「デートカー」の代名詞として若者から絶大な支持を集めたスペシャリティクーペが、現代の技術とデザインで大きく進化して登場します。
なぜ今プレリュードなのか
出典:GQ
1.”操る喜び”を次世代に伝えるため
ホンダは、カーボンニュートラルや自動運転技術が進む現代においても「クルマを操る楽しさ=操る喜び」を大切にし続けたいと考えています。新型プレリュードは、ハイブリッドシステムと新開発「Honda S +Shift」により、燃費性能とともに、エンジン回転やシフトフィールなど五感に訴える走りの楽しさを実現。電動化時代でも、ドライバーがクルマと一体になる感覚を追求したモデルです。
2.スペシャリティカー/デートカー文化の再提案
かつて若者に人気だった「スペシャリティカー」「デートカー」としてのプレリュード。その文化を現代に再提案し、クーペという選択肢を復活させる狙いがあります。SUVやミニバン全盛の今でも、2人でドライブする楽しさや”特別な時間”を過ごせるクルマを求める声は根強く、ホンダはそうした新しいニーズに応える「時代に合ったデートカー」としてプレリュードを送り出します。
3.ハイブリッドスポーツという新たな価値の提示
ホンダは、スポーツカーの究極としてガソリン車(シビックタイプR)とハイブリッド車(プレリュード)を両立させる戦略を取っています。完全なEVではなく、ハイブリッドを選択した理由は「エンジン音や振動を感じることで運転の楽しさが増す」と言う考えから。電動化の波の中でも、運転する楽しさと低燃費を両立した”ハイブリッドスポーツ”の新しい価値を提案しています。
新型プレリュードのデザインの特徴
新型ホンダ・プレリュードのコンセプトカーは2023年のジャパンモビリティショーで初公開され、2025年秋の市販化を目指して開発が進められています。そのデザインは、往年のプレリュードの美学を現代的に再解釈し、電動化時代にふさわしいスポーツクーペとして注目を集めています。
グライダーをモチーフにしたプロポーション
新型プレリュードのデザインは「グライダー」をモチーフにしており、滑空するような高揚感を生む伸びやかでダイナミックなプロポーションが特徴です。
ブルーのアクセントと流麗なボディライン
エクステリアには、前後のバンパー中央下部にブルーのアクセントが施され、流麗で抑揚あるボディラインと相まって、先進性とスポーティさを演出しています。
足もとの演出とブレーキシステム
足元には、マルチスポークのグロスブラック仕上げの19インチアルミホイールが装着され、タイヤはコンチネンタル製プレミアム・コンタクト6(235/40R19)を採用。ブレーキキャリパーには、ブルーのキャリパーカバーが装着され、ホワイトで「Prelude」と「Brembo」の名称が記載されています。
新型プレリュードのパワートレインに関する情報
新型ホンダ・プレリュードは純粋なEV(電気自動車)ではなく、ハイブリッド車(HEV)として登場します。パワートレインの主な特徴は以下の通りです。
ハイブリッドシステム「e:HEV」
・2.0リッター直列4気筒エンジンと2基のモーターを組み合わせた、ホンダ独自の2モーターシリーズパラレルハイブリッド「e:HEV」を採用
・通常走行ではエンジンが発電し、その電力で駆動用モーターを動かす「ハイブリッドドライブモード」、バッテリーのみで走る「EVドライブモード」、高速巡航時などにはエンジンが直接タイヤを駆動する「エンジンドライブモード」の3モードを自動制御
・これにより、低速域では静かでスムーズな電動走行、高速域ではエンジンの効率を活かした走りが両立されます。
新技術「Honda S+Shift」初採用
・「Honda S+Shift」は、エンジンとモーターの制御を最適化し、シフト操作や楽しさやレスポンスを疑似的に再現する新技術。有段ギアを変速しているかのようなシフトフィールを演出し、ドライバーの一体感や高揚感を高めます
・これにより、電動化時代でも「操る楽しさ」を重視したスポーツドライビング体験が可能です
スペック予想
エンジン出力は約155ps、モーター出力は約210psと予想されており、合計出力は300ps超も期待されています。
ホンダの新型プレリュードの内装
出典:clicccar
・内装デザインのコンセプトは「GLIDING COCKPIT(グライディング・コクピット」
・青い空や白いグライダーをイメージし、ブルーとホワイトのハイコントラストなカラーリングが採用されています
・水平基調のインストゥルメントパネルや、ドアのアッパーラインと連続するデザインで、広い視界と車両感覚のつかみやすさを重視しています
・シートには高品質なレザーを使用し、スポーティさと快適さを両立
・シート表面には千鳥格子柄があしらわれ、上質さと遊び心を演出しています
・ソフトタッチ素材やコントラストステッチも随所に施され、質感の高さが際立ちます
他の車種と比べてプレリュードの特徴
出典:WEB CARTOP
比較対象 |
プレリュードの特徴 |
他車種との主な違い |
デザイン・ボディ |
2ドアクーペ、スタイリッシュで上質なデザイン。歴代モデルごとに個性的な外観 |
4ドアセダンや5ドアハッチバックが多いインプレッサやスカイラインなどに比べ、よりスペシャリティ感が強い |
パワートレイン |
新型は2リッターエンジン+モーターのハイブリッド(e:HEV)を搭載 |
86やインテグラはガソリンエンジン中心。ハイブリッドスポーツという選択肢はプレリュードならでは |
走行性能 |
「Honda S+Shift」など最新の電子制御技術で、モーターとエンジンのレスポンスを高め、操る楽しさを重視 |
シビックタイプR譲りのシャーシを使い、快適性とスポーツ性を両立。他のクーペやスポーツカーにはない独自の味付け |
燃費 |
18~20km/L程度が目安となりそうです。正式な数値は発表時に公表される見込みです |
トヨタGR86は10.7~12.0km/L。ホンダCR-Zは23.1km/L |
居住性・実用性 |
4人乗りで、後席も実用的なスペースを確保。荷室拡大も可能 |
フェアレディZ(2人乗)や86(2~4人乗)など、実用性が低いモデルも多い中、バランスが取れている |
価格帯 |
予想新車価格は約470~600万円台 |
86やインテグラより高めだが、スカイラインやフェアレディZの上位グレードと同等~やや安価 |
伝統・歴史 |
1978年から続くスペシャリティクーペの伝統。量産車初の4WSやABSなど、時代ごとに先進技術を投入 |
他車種も歴史はあるが、スペシャリティかーとしてのアイコン性はプレリュードが際立つ |
往年のファンVS新しい世代の視点
出典:HONDA
従来のファンは、プレリュードを「青春の象徴」や「特別な車」として強い憧れや思い出を持ち、伝統的な高級感や走りの質感を重視します。新型にも”ホンダらしい操る楽しさ”やスペシャリティカーとしての存在感を期待しています。
一方新しい世代はハイブリッドや先進安全装備、デジタル技術など現代的な価値観を重視し、日常使いと趣味性の両立、SNS映えするデザイン性に魅力を感じます。
視点 |
往年のファン |
新しい世代 |
プレリュードへの思い入れ |
1980~90年代の「デートカー」ブームやスペシャリティカー文化の象徴。洗練されたデザイン、高級感、ハンドリング性能への強い憧れや思い出がある |
SUVやEVが主流の時代に、個性的でスタイリッシュなクーペとして新鮮さを感じる。SNS映えや自己表現の手段としての魅力を重視 |
技術・走行性能への期待 |
高性能エンジンや独自技術(4WD、ABSなど)を評価し、ドライビングプレジャーや”操る楽しさ”を重視。伝統的な「ホンダらしさ」を求める |
ハイブリッドや先進安全装備、快適性・実用性とのバランスを重視。環境性能やスマートな操作性、最新の電子制御技術に興味 |
デザイン観 |
低く安定したプロポーションや高級感、個性的なスタイリングを評価。所有すること自体がステータスだった |
SUVが多い現代で「他と違う」個性的なクーペデザインに惹かれる。レトロ感と新しさの融合を評価 |
ライフスタイルとの関係 |
「特別な時間」や「大人の車」としての非日常性、週末のドライブやデートでの思い出作りの象徴 |
日常使いと週末レジャーの両立、友人やパートナーと楽しむアクティブなライフスタイルの一部として捉える |
価格・価値観 |
ブランド性や伝統、所有満足度を重視し、多少高価でも納得する傾向 |
コストパフォーマンスや維持費、長く安心して乗れる品質・信頼性を重視 |
カーボンニュートラル時代のスポーツカーとは?
出典:GQ
カーボンニュートラル時代のスポーツカーとは、「走る楽しさ」や「高性能」を維持しながら、地球環境への負荷を大幅に減らすことを目指した新しい世代のスポーツカーです。
カーボンニュートラルとは?
・「カーボンニュートラル」とは、車の製造・走行・廃棄までに排出するCO2(二酸化炭素)の量を実質ゼロにするという考え方です。排出したCO2を植林などで相殺し、地球全体でCO2が増えないようにします。
なぜ今、スポーツカーもカーボンニュートラル?
・従来のスポーツカーはガソリンを大量に使い、CO2を多く排出してきました。しかし、地球温暖化対策や規制強化により、環境負荷を減らすことが求められています。
・そのため、スポーツカーも環境に優しい技術を取り入れ、持続可能な「未来のスポーツカー」へ進化しているのです
カーボンニュートラル時代のスポーツカーの主な特徴
・電気自動車(EV)、ハイブリッド車、水素エンジン車、カーボンニュートラル燃料(合成燃料やバイオ燃料)など、さまざまな動力源が使われています
・例えば、トヨタは水素エンジンやカーボンニュートラル燃料を使ったスポーツカーを開発。従来のガソリン車と同じような走りやエンジン音を楽しみながら、CO2排出を抑えています
・ボディやタイヤにリサイクル素材や植物由来の素材を使い、製造段階から環境負荷を減らす取り組みも進んでいます
・車の制御や機能をソフトウェアアップデートで進化させ、時代とともに性能や使い勝手を向上させるモデルも登場しています
新型プレリュードについて気になるあれこれ
新型プレリュードの予想価格は?
新型プレリュードの予想価格は600万円~650万円と見込まれています。
これは、シビックタイプRやアコードといったホンダの上位モデルよりも高めの設定で、最新のハイブリッドシステム「e:HEV」や新技術「Honda S+Shift」など、先進装備を多数採用していることが価格上昇の要因とされています。
一部では、500万円台後半という見方もありますが、直近の情報や販売店関係者の声からは600万円台が主流となっています。
販売は2025年秋、予約受注は8月から開始予定です。
プレリュード2025のサイズは?
新型プレリュード(2025年モデル)のボディサイズは、各種報道や予想値を総合すると全長4400~4500mm、全幅1820~1850mm、全高1400~1415mm、ホイールベース2735mm)よりやコンパクトで、2ドアクーペとしては標準的なサイズ感です。
新型プレリュードの駆動方式は前輪駆動?後輪駆動?
前輪駆動(FF)です。ホンダの伝統的なスペシャリティクーペらしいFFレイアウトを継承しています。
「Honda S+Shift」は、エンジンとモーターの制御を最適化し、有段変速のようなシフトフィールやレスポンスを再現する新技術です。スポーツドライブ時の高揚感や一体感を電動車でも楽しめます。
タイプRやMT仕様など、よりスポーティなバージョンの登場予定は?
現時点ではタイプRやMT(マニュアル)仕様の公式発表はありません。今後の展開や特別仕様車の登場に期待が集まりまっています。
走りのフィールやサウンド演出はどこまでリアル?
ハイブリッドながら、エンジン音やシフトフィールを電子制御で演出し、ドライバーの高揚感を重視。サウンドやレスポンスにもこだわり、電動車でも”操る楽しさ”を追求しています。
どんなユーザー層をターゲットにしている?
従来のファン(X世代)から新しい世代(Z世代)まで、走りやデザイン、特別感を求める幅広い層。親子やカップルで楽しめる新しい「デートカー」としても提案されています
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PROFILE:木村瞳。1985年生まれ。岡山県出身。大学卒業後ユニクロに入社し、採用や育成を担当。現職のアスタリスクへ2014年入社。面接や育成は通算15年以上携わっています。アスタリスクに入社してからは数多くの企業様へ訪問し人材コンサルの支援をさせて頂いています。その経験を活かし、現在は管理職として、幅広い職種の方の転職をサポートしています。
MESSAGE:取引先にも求職者の方にも忖度しないこと。良い情報も悪い情報も、お話しし、その方にとって間違いのない選択。リスクの低い選択をご提案できるように心がけています。
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