アスタワーク
キープ

お役立ちコンテンツ

製造業の作業者の日常

製造業の作業者の日常

製造業の作業者の日常

製造業で働くことを考えた時に、気になる「先輩社員はどういう日常を過ごしているのか?」について、アスタリスクで働く従業員の方に聞いた内容をお伝えしていきます。

通勤

 

「朝、渋滞する」

「みんな同じ時間に到着し、駐車場スペース戦争が始まる」

 

 

会社の規模にもよりますが、完成品が大きかったり、作る機械が大きい関係で、

工場自体がかなり大きい(広い)ことが多いです。そのため、駅近くや住宅地に

位置することよりも、郊外の海が近い場所や高速道路などの近くで広い土地がある

場所にあることが多いです。

また、1つの工場で何百人も従業員の方がいる場合もあります。

その人たちが同じ時間に一気に車やバイクで出勤するのですから、

 

出勤時間は渋滞。

 

でも、10分早めに出ただけで、込み具体が大きく変わったりもするので、

作戦を練る楽しさもあります。

家と会社の通勤時間が30分程度あると、その時間が仕事モードと

プライベートモードの切り替えになるので、ちょうどよい。という方もいらっしゃいます。

 

仕事スタート

 

「製造業は早朝から始まる」

「体を動かす部署もあるため、時間になったらラジオ体操が始まる。」

「小学生ぶりにラジオ体操をした」

 

 

ラジオ体操を毎日することで、

1:体の柔軟性を高め、怪我がないように予防する目的

2:「昨日とはなんかちょっと違うな」など気づいていなかった体の異変に気付く目的

があります。これは、体を動かすことで気づけて悪化する前に予防する目的のために行っています。

 

工場内の迷子大作戦

 

「工場内は広いし、似たような機械がいくつも並んでいるので、迷子になる」

「新人の頃は特に酷くて、どの機械がどこにあるのか、毎日が冒険のようでした」

「『あれ、ここに行くべきだったかな?』『この道で合ってるかな?』と迷子になりながらも、近くにいる人に道を尋ねていました」

 

広い工場の場合、敷地内に、いくつもの建屋があり、その建屋の中でも、自分の部署がどの位置にあるのか。という具合です。

慣れるためには、休憩時間や出退勤前に工場内を散策して全体像を覚えると早く慣れやすいです。

 

 

物の配置変更のサプライズ

「工場内で大きな変化があると驚くことがあります。連休明けにレイアウト変更があったことを忘れて出社し、工場のレイアウトが大幅に変更されていることに気づくと、驚きと混乱が広がります。新たな配置に慣れるまで、前の配置の所にいってしまったり」

 

作るものが大きければ大きいほど、工場内のレイアウト変更のインパクトは大きいです。私も取引先を引き継いだ後輩と一緒に、取引先動向を行った際、久しぶりに工場内に入らせていただきました。そしたら全く違う光景になっていて、2年間毎日通った取引先に、半年ぶりに行ったら、「お目当ての部署の詰め所は・・・」となったことがあります。

 

機械の個性

「製造業の現場では、機械にも個性があります。ある機械は毎朝「ガタガタ」と音を立てて起動するし、別の機械はちょっと気難しい性格で、何度か再起動が必要なことも。自分たちはそれぞれの機械の癖を知り、上手に付き合っています」

 

工場内には、様々な種類の機械がありますが、それぞれに「クセ」のようなものがあります。

ある機械は常にトラブルを引き起こして、操作する人をイライラさせたり。一方で別の機械は驚くほど順調に動作し、作業員にとってノンストレスで動いてくれる機械もあります。

機械との”相性”も現場ではよく話題になるそうです。

 

休憩の楽しみ

「お昼休憩は、製造業の日常での楽しみのひとつ。今ではもう慣れましたが、入社したては、「今日は何を食べよう」と日替わりランチを選ぶか、いつもの好きな定番メニューを選ぶかまよってました」

 

工場の規模によりますが、食堂が備え付けで温かいメニューが給料天引きで食べられる企業が多いです。あるいは、仕出し弁当を配達してもらえるとか。自炊する手間なく毎日違う、昼食や夜食が格安で食べられるのは製造業の工場ならではの特典。

 

計画通りに行かない日

「計画通りに進む日は稀で、ほとんどの日は予期せぬ問題が発生します。計画を立てていたはずが、急な機械の故障や材料の不足により、スケジュールは狂ってしまいます。でも、柔軟に対応し、問題を解決して計画の生産数まで作ります」

 

毎日数百回と稼働している機械。時には機械が壊れて直すために作業がストップしてしまうこともあります。その間は身の回りの清掃作業をしたりします。

 

休日出勤の”お誘い”

「休日出勤を頼まれることは、製造業の日常においてよくあることです。上司や同僚からの「一緒に出勤しようよ!」というお誘いに対して、複雑な気持ちで応じることも。でも、休日出勤後には、終わった後の解放感が楽しいひととき」

 

休日出勤は強制ではないので、断ることもできますが、基本的には休日出勤は協力することが暗黙の了解的な部分があります。毎週毎月あるわけではないので、稼げる時に稼ぐ。という気持ちでいると良いと思います。

 

製品が完成し、市場で見かけた時

「何よりも製造業の醍醐味は、製品が完成し、市場で見かけた時です」

 

自分が関わって作ったものを買って、大事に使ったり、おいしそうに食べている人を見ると嬉しくなります。それに家族や友人から尊敬されることもあります。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?「製品がものによって違う長さのものがある」となると、使用する人も困ってしまうので、製造業の現場においては、基本的には毎日似た業務をコツコツおこなっていくタイプの作業内容になります。とはいえ、皆さん楽しみながら、やりがいを持ってお仕事してらっしゃる印象です。

製造業に転職をお考えの方は、一度アスタワークまでお問合せいただき、話を聞いてみるのも良いと思います。

 

 

木村:KIMURA/ アスタリスク、人材戦略グループ長 広告・人事担当

PROFILE:木村瞳。1985年生まれ。岡山県出身。大学卒業後ユニクロに入社し日本各地を転々と転勤し愛知の豊橋へ。人材コンサルタントに興味を持ち、アスタリスクに2014年転職。派遣スタッフさんのフォロー担当を務めながら、広告担当も務め、数多くの企業様へ訪問させていただいた経験と情報を活かし、今は広告担当専属に。求職者の方に忖度しないこと。良い情報も悪い情報も、お話しし、その方にとって間違いのない選択。リスクの低い選択をご提案できるように心がけている。

サイト内検索

サイト内検索