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派遣営業はきついかな?仕事内容や対策を現役社員が解説

派遣営業はきついかな?仕事内容や対策を現役社員が解説

派遣営業はきついかな?仕事内容や対策を現役社員が解説

派遣営業がきつい理由8選

1.休日出勤がきつい

派遣会社の営業は、基本的に担当する派遣先企業が営業している日には同じように勤務する必要があります。派遣先企業が祝日は稼働する場合、派遣会社の営業担当者も祝日に派遣先から問い合わせの連絡がくる可能性が高く、対応を求められることがあります。

 

多くの場合、派遣会社のカレンダーは取引先の稼働日に準じて作成されているので、「自分は休みなのに営業日と変らない!」というストレスは少ないですが、自分が有休で休みの日は話しが別になります。

有休であったとしても、派遣スタッフさんのトラブルや急な要望が発生した場合には、即座に対応するために突発の出勤を求められることがあります。

 

2.クレームの電話対応がきつい

派遣営業は、派遣スタッフさんと派遣先企業の両方からクレームを受ける可能性があります。派遣スタッフからの不満として、「待遇や人間関係に関する問題」派遣先企業からの苦情として「派遣スタッフの勤怠不良やパフォーマンスによる交替要請」などがあり、この両者の間での調整役となるため、ストレスが蓄積しやすくなります。

 

クレームの電話は通常、相手が不満や怒りを抱えている状態でかかってくるため、感情的な言葉を受け止めなければなりません。加えて、冷静さを保ちつつ、相手の感情に配慮する必要があります。

 

3.目に見える成果がないためきつい

派遣スタッフさんの中には、無断で仕事を休んだり、指示と異なる行動をとったりする人もいます。このような人的要因により、営業担当者の努力が成果に直結しないことがあります。

 

派遣営業の商材は派遣社員、つまり人材という労働力です。労働力という無形の商品を扱うため、競合他社との違いを伝えるむずかしさがあります。

 

4.歩合制だからきつい

多くの派遣会社では、固定給+歩合制の給与形態が採用されています。これにより、社内競争が発生し、同僚との協力関係が築きにくくなる場合があります。派遣業はストックビジネスなので派遣スタッフが休まず出勤し、派遣先企業を辞めない限りは利益が出続けますが、離職率が高い派遣先企業を担当している場合は収入が不安定になり、月ごとの収入の変動が大きくなります。

 

5.労働時間が長いのできつい

派遣先企業の営業時間に合わせて、何かトラブルが起こった際は連絡がきます。そのため、早朝や深夜、休日など、緊急度が高い事案であれば対応が必要となります。

管理する派遣スタッフ数は人によって異なりますが、30人から50人くらいの人材を管理していると、人によって昼勤務の人もいれば夜勤務の人もいます。朝何かトラブルがあって、早出出勤し、その人の対応が終わって帰宅したが、夜にトラブルが起きて対応に。など、複数名の派遣スタッフさんを管理していると予期せぬトラブルが同日に発生してしまうこともあります。

 

6.派遣スタッフのフォローが大変できつい

派遣スタッフさんが実際に働き始めた後も、継続的なフォローが必要となります。これは長期的に働いてもらうために重要ですが、時間と労力が必要となります。扱いにくい派遣スタッフさんもいるので、派遣先企業からの要望を派遣スタッフさんにどのタイミングで何と伝えると伝わりやすいのか。など配慮が必要です。

 

それとは別に、派遣スタッフさんが突然辞めてしまうケースもあり、その都度新たなスタッフの選定や事務手続きを行わなければいけなくなります。予定外の業務が突然発生するため、そうならないように派遣スタッフさんと小まめにコミュニケーションをとり何かしらの予兆を汲み取り問題解決を事前にしておく必要があります。

 

7.派遣先への対応が大変できつい

派遣営業の業務の中でもっとも重要な業務が、派遣先企業と派遣スタッフさんの間で発生するトラブルの対応です。派遣先企業からの主な内容は、

  • パフォーマンスに関する苦情処理
  • 人間関係の問題の調整
  • 勤怠不良の改善

これらの問題に対して、双方の立場を考慮しながら適切な解決策を見出す必要があります。

 

また、派遣先からの要望として多いのは

  • 年齢やスキルや経験が豊富な人材の要求
  • 短期間での人材確保
  • 急な人員変更や増員の要請

これらの要求に迅速かつ適切に対応することが求められ、大きなプレッシャーとなります。

 

8.休みを取りずらくきつい

派遣営業で派遣先企業との関係性がまだ未熟な際は、派遣先企業との良好な関係を構築するために、常に連絡がとれる状態でいる必要があります。これは、急な人員要請への対応や、トラブル発生時の迅速な対応などが求められるためです。

 

派遣会社によっては、歩合制をとっている場合、休暇中の業務を他の社員に振り分けることが困難なケースがあります。

 

人材派遣営業はきつい面もあるがやりがいがある仕事

多種多様な業種の知識がつく

派遣営業では、様々な業界の企業と取引を行うため、多岐にわたる業界の知識を得ることができます。たとえば、サービス業や清掃業、IT企業などがあります。これにより、各業界の特性や動向、特有の用語や慣習、人材ニーズや求められるスキルについて深く学ぶことができます。

 

多様な業種の人々と接する中で、コミュニケーションスキルも大きく向上します。業界毎に異なるコミュニケーションスタイルに適応する能力が身につき、様々な立場や背景を持つ人々との交渉力も磨かれてきます。派遣先企業の社長様や、リーダーなど価値観や考え方が人によって異なるため、自分自身の視野を広げることにもつながります。

 

人に感謝される

派遣営業のやりがいの一つとして「人に感謝される」という点は非常に重要です。この職種では、求職者の転職活動をサポートすることが主な業務であり、求職者の方の人生の重要な局面に関与することが多いです。特に、転職活動がうまくいっていなかった求職者の方の転職の成功に寄与することができるという点は、派遣営業の大きな魅力です。

 

また、派遣先企業からも感謝されることが多いです。企業のニーズにこたえることで信頼関係を築くことができます。派遣先企業で急な退社が出た際に、スピード感をもって対応ができると、企業の業務が円滑に進ことに貢献できるため、感謝の言葉をもらえることが多いです。

 

ストレス耐性が向上する

派遣営業では、派遣先企業や派遣スタッフさんとの間で発生する様々なトラブルに対応する必要があります。たとえば、派遣先企業からのクレーム対応や派遣スタッフさんの突然の辞退や退社など、予期せぬ事態に迅速に対処することが求められます。これらのイレギュラーな状況に繰り返し対応することで、ストレスフルな状況化でも冷静に判断し、適切に行動する能力が磨かれていきます。

 

このようなストレス耐性の向上は、派遣営業の仕事だけでなく、個人の人生においてもメリットがあります。困難な状況に直面したり、理不尽な状況でも、冷静に判断できる。自分のもっていきたい話しの落としどころに話をもっていけるスキルを身につけることで、キャリア形成や個人の成長に大きく寄与します。また、ストレス管理のスキルを身につけることで、仕事とプライベートのバランスを取るのにも役立ちます。

 

行動力が身につく

派遣営業では、派遣したスタッフさんに長期的に働いてもらうため、フォローアップなど様々な場面で自主的に行動することが重要になります。マニュアルに沿って決められた営業をするだけでなく、状況に応じて柔軟に対応し、自ら工夫して問題解決に取り組む必要があります。このような環境下で働くことで、自分で考えて行動する習慣が身につけることができます。

 

さらに、派遣業界は変化が激しいため、常に新しい情報を収集し、それに基づいて迅速に行動する能力も求められます。法律の改正や市場動向の変化に対応し、派遣先企業や派遣スタッフさんに最適な提案をするためには、行動力が不可欠です。この行動力は、派遣営業だけでなく、将来的なキャリア形成においても非常に強みになるスキルとなります。

 

コミュニケーション能力が向上する

派遣営業では、派遣先企業の担当者、派遣スタッフ、求職者など、色々な立場の人々との関わりがあります。それぞれの立場や要望が異なるため、状況に応じて適切なコミュニケーションスタイルを選択する能力が養われます。たとえば、派遣先企業の担当者とはビジネスライクな対応が求められる一方で、派遣スタッフさんや求職者に対してはより親身で柔軟な対応が必要となります。また、派遣営業では相手の要望をくみ取るヒアリング能力も重要です。求職者の希望や適正を正確に把握し、適切な職場を提案するためには、傾聴力と質問力が不可欠です。これらのスキルは、日々の業務を通じて自然と向上していきます。

 

派遣営業でのコミュニケーション能力の向上は、単に話すことが上手になるということではありません。相手の立場を理解し、適切な対応ができる能力、相手のの真のニーズを引き出す能力、そして複雑な状況下でも円滑に物事を進める能力など、ビジネスパーソンとして非常に重要なスキルを総合的に高めることができます。

 

人材派遣営業の1日の仕事内容

派遣スタッフさんのフォロー

・出勤確認、欠勤時の理由確認と取引先企業への報告

・派遣スタッフさんの相談対応やサポート

・派遣先企業からの要望を派遣スタッフさんへ伝えて育成

 

派遣先企業へのフォロー

・派遣スタッフの勤務状況の確認

・トラブル対応

 

ルート営業

・既存の派遣先企業への定期訪問

・派遣スタッフの増員提案

・派遣先企業のニーズヒアリング

 

新規開拓業務

・新規顧客企業の開拓

・人材派遣サービスの提案やコンサルティング

・電話でのアポ取り

 

マッチング業務

・派遣先企業の要望にあった人材の選定

・求職者の面接

 

人材派遣営業で活躍するコツ5

1.スピード感のある対応をする

派遣業界は派遣先企業からの要望に素早くこたえることが求められます。迅速な対応は、他社との差別化につながり信頼関係の構築に寄与します。

派遣スタッフさんの入社後のも、定期的にコミュニケーションをとることは勿論、相談があった際は迅速なフォローアップを行うことで、潜在的な問題を早い段階で発見し対処することができ、退社抑止となります。

 

2.マルチタスクをこなす

派遣営業は複数の派遣先企業や派遣スタッフさんからの相談事など案件を同時に管理し、迅速かつ効果的に対応することで、顧客満足度の向上や業績の向上につながります。日々の業務を重要度と緊急度で分類し、優先順位をつけて対応をしていくことが重要です。多くの情報を扱う派遣営業は、情報整理が不可欠です。手帳やスマホのメモなど企業情報屋派遣スタッフさんからの頼まれごとなどの進捗状況を整理し、必要な時にすぐに確認できるようにするのが重要です。

 

3.相手を見極める

派遣先企業の意思決定プロセスを理解する

各派遣先企業の意思決定の仕方や、キーパーソンを把握することで、より効果的なアプローチが可能になります。決定権者や影響力のある人物を見極め、適切なコミュニケーション戦略をたてることが重要です。また、派遣先企業が他の派遣会社とどのような関係にあるかを見極めることで、自社の強みを活かした差別化やシェアの拡大が可能かどうか。など戦略をたてることができます。

 

4.商談を振り返る

商談中に得た情報を整理し、顧客ニーズや課題をより深く理解することができます。これにより、次回の提案をより的確なものにすることが可能になります。

具体的な振り返り方法としては、

商談直後にメモをとる:重要なポイントや気づきを忘れないうちに記録すると同じことを何度も確認せずに済みます

事前に振り返りシートを用意する:商談の目的、結果、良かった点、改善点などを体系的に整理します。

 

上司や同僚との情報共有:他者の視点を取り入れることで、新たな気づきを得ることができます

定期的な振り返りの時間を確保:週次や月次で振り返りの時間を設け、継続的な改善を図ります

 

5.周囲のサポートを活用

派遣営業は一見個人プレーに見えますが、実際には多くの人々のサポートが必要です。同僚や上司、他部署との連携を密にすることで、より効果的な営業活動が可能になります。

また、自身の弱点を補い、業務効率を向上させることができます。たとえば、事務処理が苦手な場合、事務部門のサポートを得ることで、より多くの時間を営業活動に充てることができます。

 

派遣営業に興味があるならアスタリスクがオススメ

出典:アスタリスク

アスタリスクの営業は、大半が前職で営業未経験者です。そのため、「派遣営業できつい」と言われているようなことは、仕組で解消していく社風です。

有休消化はしやすく、業務は得意を伸ばす分業制、歩合制ではなく業務評価を活用した昇給制度などを取り入れているため離職率が低いです。

アスタリスク企業HPはこちら

派遣営業は未経験でも挑戦できるキャリアアップしやすい業種

派遣営業は、楽な仕事ではありませんが、未経験からでも活躍できる可能性が大きく、成長できるチャンスもたくさんあります。BtoBやBtoC の両方の営業経験が積めるので、人との関係構築が得意な人は、成果が出しやすい業種です。今回紹介した内容を参考に、就職や転職を検討してみてはいかがでしょうか。

木村:KIMURA/ アスタリスク、人材戦略グループ長 広告・人事担当

PROFILE:木村瞳。1985年生まれ。岡山県出身。大学卒業後ユニクロに入社し、採用や育成を担当。現職のアスタリスクへ2014年入社。面接や育成は通算15年以上携わっています。アスタリスクに入社してからは数多くの企業様へ訪問し人材コンサルの支援をさせて頂いています。その経験を活かし、現在は管理職として、幅広い職種の方の転職をサポートしています。

MESSAGE:取引先にも求職者の方にも忖度しないこと。良い情報も悪い情報も、お話しし、その方にとって間違いのない選択。リスクの低い選択をご提案できるように心がけています。

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