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【震災時に助かったと思える】備蓄品や防災グッズ~体験者の話を元に~
【震災時に助かったと思える】備蓄品や防災グッズ~体験者の話を元に~
目次
こんにちは!人材戦略グループ長の木村です!
新生活をスタートした方々、おめでとうございます!
新しい環境でワクワクする時期ですが、忘れてはいけないのが「防災」です。災害はいつおこるか分かりません。特に近年は、地震、台風、洪水など、さまざまな災害が頻発しており、都市部でも被害が拡大しています。
もし災害が起きた時に、何も準備ができていないと、命に関わる危険性があります。
そこで、今回は、新生活スタートするのと一緒に、防災について知っておいた方がよいコトを解説していきます。
災害の種類を知る
日本は地震、台風、洪水、津波、火山噴火など、様々な災害が発生しやすい国です。それぞれの災害の特徴を理解しておきましょう。
・地震:地震は、地面が揺れる災害です。大きな地震では、建物が倒壊したり、火災が発生したりする可能性があります。
・台風:台風は、強い風と雨をもたらす大型の熱帯低気圧です。暴風雨による被害や、河川の氾濫などの二次災害が発生する可能性があります。
・洪水:洪水は、河川が増水して氾濫したり、大雨によって低い土地が浸水したりする災害です。
・津波:津波は、地震や火山噴火によって海が発生する巨大な波です。海岸沿いの地域に大きな被害をもたらします。
・火山噴火:火山噴火は、火山から噴出物が吹き出す災害です。噴出物によって、建物や農作物が被害を受ける可能性があります。
災害への備え
災害はいつ起こるかわかりません。日ごろからしっかりと備えておくことが大切です。
・防災用品の備蓄
・避難場所の確認
・家族との連絡方法
・災害情報の収集
非常食を選ぶときのポイント
非常食を選ぶ際には、考慮すべき要素がいくつかあります。
・保存期間:非常食は長期保存できる必要があります。少なくとも3年、できれば5年以上保存できるものを選ぶ必要があります。
・栄養:非常食は、健康を維持するために必要な栄養素をすべて含んでいる必要があります。タンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラルが豊富なものを選ぶ必要があります。
・味:非常食はおいしくなければなりません。そうでなければ、食べたくならないからです。また、塩分が多いものだと喉が乾いてしまいます。
・携帯性:非常食は持ち運びが簡単でなければなりません。軽量でコンパクトなものを選ぶ必要があります。
非常食に最適な食品の例
・水なしでも食べられるもの
・整腸剤
・塩気が少なくて食べても喉が渇きにくいもの
・羊羹やゼリーなどは長期間の避難所生活時にあると便利
災害時の意外な盲点!
災害時、盲点なのは水がでない場合もあること!
そのため、水なしで食べられるものを用意しておくことが重要です。
栄養の偏りやストレスでお腹の調子が悪くなる人が出ることも。その対策として、整腸剤やお腹の調子を整えるようなお菓子があると良いと思います。慢性的な野菜不足もあり、野菜ジュースなどで補給するのも手です。またプロテインを非常食として準備している方もいます。セットで投入も数か月常温保存できるので数本買い置きして、ローリングストックをするのがオススメです。
カセットコンロのガス缶は寒すぎると火がつかないこともあります。
ブタンガスは寒いと使えないが安い。プロパンガスは使えるけど高い。という特徴を把握した上で、災害に備えておきましょう
水がなく、カレーや豚汁などの支援食は身体が温まりますが、塩分で喉が乾くものが多いので、甘いゼリーのようなものが欲しくなるかもしれません。
また、栄養価も高くゴミやニオイへの工夫、手が汚れないものを選ぶのが大切です
そして意外と…
防災備蓄パン(缶詰)はアルコールの香りが強く食べにくいものもあります。
災害時、最初は空腹を満たすことが優先になりますが、非常食生活が長引くと生野菜や果物や肉が恋しくなりがちです
また、災害時は冷蔵庫のモノはダメになりやすいので、お湯が湧かせられればインスタント味噌汁でもあれば気持ちも落ち着きます。
以上の点を踏まえて
オススメの非常食
・缶詰
缶詰は保存期間が長く、栄養価が高く、持ち運びが簡単です。様々な種類の缶詰があるので、好みに合わせて選ぶことができます。ただ、魚缶、サバの水煮はそのままでも食べられますが、味噌などは味が濃すぎて災害時は食べにくい
・フリーズドライ食品
フリーズドライ食品は水分をほとんど取り除いて作られているため、長期間保存ができます。軽量で持ち運びも簡単です。水を加えるだけで食べられますし、調理が簡単です。
火を使わず、ニオイもなく、音も出ず、そのまますぐに食べられるおかゆ
よくある質問
結局、何日分くらいあればいいの?
結論:水も1人3ℓ×7日数分
前までは3日分あればよいと言われていましたが、最近では7日分必要と言われています。と言うのも、給水車が来てくれたとしても、団地など人口が多い地域だと、水汲みにならぶ時間は1人1分間水をくんだとして、自分の番がまわってくるのは何分後か計算できます。水汲みが1日がかりの作業になってしまいます。
耐震対策って何したらよいの?
リビング:突っ張り棒:地震がなくても年に1回はしっかり固定されているか確認した方がよいです
キッチン:可能であればキッチン扉は観音開きではなく引き戸のものが良いですが、すでに観音開きの扉がついている場合は、開けた瞬間に中で倒れているものが落ちてくる可能性が出るので、注意しましょう。重たい食器や調理器具は下の方に。上の吊り棚に置いておくのは軽いものにしましょう。
また、食器やテレビなどはダイソーなどにある「耐震マット」「耐震ジェル」で飛び出したり、散乱してしまうのを防げます
災害時の初期消火の備えって?
災害発生時に、迅速な初期消火は被害を最小限に抑えるために非常に重要です。
しかし、多くの方が初期消火の具体的な方法や準備について十分な知識を持っていません。
そこで、備えておくべき3ステップにそってポイントを解説します!
1.消火器の準備と使用方法
消火器の種類にと選び方
・家庭用消火器には、粉末消火器、泡消火器、二酸化炭素消火器などがあります
・消火器の選び方は、火災の種類や発生場所によって異なります
・一般的な家庭であれば、粉末消火器がおすすめです
・消火器には、使用期限があります。定期的に点検し、期限切れの場合は交換しましょう
消火器の設置場所
・消火器は、すぐに取り出せる場所に設置しましょう
・家族全員が消火器の場所と使用方法を知っておくことが重要です
消火器の使用方法
消火器を使用する際は、以下の手順に従いましょう
1.安全ピンを抜く
2.ホースを火元にむける
3.レバーを握って消火剤を放出する
4.火の根元から消化する
2.初期消火の心構え
・初期消化は、火災発生後3分以内に実施することが重要です
・火災を発見したら、すぐに119番通報しましょう
・周囲の人にも火災を知らせ、避難を促しましょう
・自身の安全を確保した上で、初期消火を試みましょう
・ムリな初期消火は、やけどや煙の吸引など、二次被害に繋がる可能性があります
・消火器の使い方が分からない、火勢が強い、煙が多いなど、安全な消化が難しい場合は、ムリせず避難しましょう
3.初期消火の豆知識
濡らしたタオルやバスタオル、シーツなどの大きめの布を使う
・ぬらしたら水が垂れない程度に絞る
・火元全体を覆うように布をかぶせる
・複数枚かぶせると効果的
観葉植物の土を使って炎を覆う
・砂は可燃物の熱を奪って、消化する効果があります
注意点
油火災の場合は水をかけてはいけません。爆発的に炎が広がる危険があるので、ぬれたタオルやシーツなどで酸素を遮断する「窒息消化」が有効です
防災リュック・防災グッズ
いざ防災リュックを準備しよう!と思っても何を用意したらよいか、分からない方も多いはず。ここでは、家族収納CHANNELの赤工さんのYoutubeを参考にご紹介します。赤工さんは東日本大震災で一番被害が大きかった「石巻市」で災害に遭われた方の体験を参考にした、防災リュックをYoutube で紹介してくださっています。
・トイレットペーパー(芯を抜いてコンパクトに)
・デンタルリンス
・歯ブラシ
・折たためるコップ
・携帯簡易トイレ
・非常食
・お手拭き
・紙皿とプラスチックのコップ
・サランラップ(紙皿を毎回捨てるともったいないので、サランラップをして何度も使えるように)
・割りばし
・水
・クラッカー/カロリーメイト
・スリッパ
・生理用品
・レインコート
・手提げのビニール袋
・油性ペン
・ボールペン
・ノート
・マスク
・アルミ保温ブランケット
・カイロ
・塩分チャージタブレット
・現金(小銭が多い方が良い※自販機で使えないことも想定)
・保険証のコピー
・下着
・ガムテープ
・上着
・携帯ラジオ・乾電池
・乾電池式モバイルバッテリー
・救急用品(ばんそうこう・包帯)
・ハンカチ・タオル
・暇つぶしグッズ
・軍手
さらにあると安心
・ヘルメット/防災頭巾
・ウォーターバック
・センサー付きランタン(LED)
災害時の安否確認の方法
災害発生時に家族や友人などの安否を確認することは非常に重要です。しかし、災害直後は通信回線が混雑したり、停電が発生したりして、電話やメールでの安否確認が困難になる場合があります。
そこで、災害時の安否確認に役立つ方法をいくつかご紹介します
1.災害用伝言ダイヤル(171)
災害用伝言ダイヤルは、NTT東日本/西日本が提供する、災害発生時に無料で利用できる伝言サービスです。電話や携帯電話から利用でき、録音したメッセージを最大30件まで残すことができます。
2.災害用伝言板
災害用伝言板は、NTT東日本/西日本が提供する、インターネット上で利用できる伝言サービスです。パソコンやスマートフォンから利用でき、文字や音声で安否確認を行うことができます。
3.SNS
TwitterやLINEなどのSNSも、安否確認に役立ちます。事前に家族や友人とアカウントを共有しておけば、災害発生時にメッセージや投稿を通じて安否確認を行うことができます。
4.災害用無線
災害用無線は、災害発生時に役立つ無線機です。免許がなくても使用できる簡易無線や、アマチュア無線などがあります。
5.避難所への直接確認
避難所に避難している場合は、直接避難所へ足を運んで安否確認を行うこともできます。
災害時に情報収集する際に注意すべきことは何ですか?
情報の信頼性に注意
・SNSなどの情報は事実確認が難しいため、信頼できる公的機関の情報を優先的に収集する
・同じ情報が複数の信頼できる情報源から確認できることを確認する
・通信障害を想定して、災害用伝言ダイヤルやラジオ、テレビなど、複数の情報収集手段を確保しておきましょう
情報の過剰接種
・情報過多は判断力や行動力を低下させる可能性があります。そのため、必要な情報だけ集めるようにしましょう
・情報収集は計画的に行うようにしましょう。電池の消耗や通信回線の混雑につながります
災害時に情報を収集する際に、どのような情報が最も必要ですか?
人間が生きていくために最低限必要な5つの要素の図です。下に行くほど優先度は低くなります。
これとは別に、
・作業の危険性に関する情報:倒壊の危険性、有毒ガスの発生など、救助活動や復旧作業の際の危険情報
・人命に関わる情報:逃げ遅れている人の有無や場所、負傷者の状況など
・被害拡大の危険性に関する情報:二次災害の発生リスク、避難指示や警報の有無など
・支援情報:救援物資の配布情報、避難所での支援内容(食料、飲料水、医療など)
なども重要度は高いです。
災害時なくて困ったものを教えてください
1.食料、飲料水
・停電や断水により、食料や飲料水の確保が困難になる場合があります
・飲料水は、最低でも3日分、できれば1週間分程度備蓄しておくと安心です
2.防寒具
・災害発生直後は、暖房器具が使えなかったり、避難所が寒かったりする場合があります
・防寒具として、毛布やダウンジャケット、カイロなどを準備しておくとこが重要です
・特に、冬場の災害発生時にそなえて、防寒対策はしっかりと行いましょう
3.衛生用品
・停電や断水により、トイレやお風呂が使えなくなる場合があります
・衛生用品として、トイレットペーパー、ウェットティッシュ、ティッシュペーパー、マスク、消毒液などを準備しておくことが重要です
・女性の場合は、生理用品も忘れずに準備しましょう
4.情報収集手段
・停電により、テレビやラジオが使えなくなる場合があります
・情報収集手段として、携帯電話やスマートフォン、電池式ラジオなどを準備しておくことが重要です
・災害用伝言板やSNSなども活用して、情報収集を行いましょう
5.照明器具
・停電により、夜間照明が使えなくなる場合があります
・照明器具として、懐中電灯やLEDランタンなども準備しておくことが重要です
・電池式のものを選ぶと、停電時も使用できます
6.常備薬
・災害発生直後は、医療機関が混雑したり、薬の入手が困難になる場合があります
・常備薬として、頭痛薬、胃腸薬、風邪薬、ばんそうこうなどを準備しておくことが重要です
・持病がある場合は、その薬も忘れずに準備しましょう
7.現金
・災害発生直後は、ATMやクレジットカードが使えなくなる場合があります
・現金をある程度用意しておくことが重要です
・小銭も用意しておくと、便利です
8.その他
・着替え
・タオル
・雨具
・防災マップ
・家族との連絡方法
地震に備えて、今やるべきことは?
1.家具の固定
2.非常用持ち出し品の準備
3.情報収集手段の確保
4.家族との連絡方法の確認
5.地域の防災訓練への参加
1.家具の固定
・家具の転倒防止対策を行う
・重たい家具は壁に固定し、転倒や移動を防ぐ
2.非常用持ち出し品の準備
・飲料水、食料、医薬品などの非常用持ち出し品を準備する
・避難場所や避難経路を確認しておく
3.情報収集手段の確保
・ラジオ、携帯電話、インターネットなど、複数の情報収集手段を確保する
・災害用伝言ダイヤル(171)やSNSなどの活用方法を確認しておく
4.家族との連絡方法の確認
・家族との安否確認方法や集合場所を話し合っておく
・災害用伝言版の使い方を確認しておく
5.地域の防災訓練への参加
・地域の防災訓練に参加し、避難行動の確認をする
・近隣の人々と顔を合わせ、協力体制を築いておく
災害時に役立つサバイバル術
まとめ
災害は、いつ、どこででも起こりえるものです。大切なのは、事前にしっかりと備え、適切な行動をとることです。
今回のコラムで紹介したポイントを参考に、ぜひあなたも防災意識を高め、災害に備えてください。
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