アスタワーク

メニュー

お役立ちコンテンツ

無期雇用派遣はデメリットしかない?後悔理由や向いている人の特徴

無期雇用派遣はデメリットしかない?後悔理由や向いている人の特徴

無期雇用派遣はデメリットしかない?後悔理由や向いている人の特徴

無期雇用派遣とは?仕組みを紹介

 

無期雇用派遣とは、派遣会社が派遣社員との契約終了期間を決めずに雇用契約を結ぶ制度のことを指します。就業前など、派遣先企業で働いていない期間も派遣会社から雇用される形態です。ここでは、無期雇用派遣の仕組みを紹介します。

有期雇用派遣と無期雇用派遣の違い

有期雇用派遣と無期雇用派遣の違いは、派遣会社に直接雇用されているかどうかです。有期雇用派遣の場合は、通常3年以上同じ派遣先では勤務できないと定められており、契約期間が終了すると雇用関係も終了します。

 

しかし、無期雇用派遣は期限なしで雇用されている状態のため、雇用関係が持続するだけでなく、派遣先を紹介される前でも給与が受け取れます。

無期雇用派遣で就業できる職種

 

無期雇用派遣で就業できるかどうかは、職種が大きく関わってきます。無期雇用派遣で働く人のうち、44.4%(※)を占めるのが機械・電気・IT技術・通信系といった高度な技術が求められる職種です。

 

また、企画職や医療・介護・福祉などの職種も、そのスキルが高く評価されるため、無期雇用派遣で就業しやすいといえます。

 

“厚生労働省 公式HP”参照

 

無期雇用派遣はデメリットしかないといわれる理由

無期雇用派遣にはさまざまなメリットがある一方で、デメリットもあります。派遣社員として働くからには、デメリットを把握しておきたいもの。ここでは、無期雇用派遣のデメリットを解説します。

正社員との待遇差があるが責任は重い

 

直接雇用の正社員と比較すると待遇に大きな差が出る点が、無期雇用派遣で働くデメリットです。たとえば正社員では定年まで働くことができたり、キャリアを積むことで昇進したりといった可能性があります。

 

また、派遣先の企業の業績によっては、いわゆる派遣切りにあってしまうかもしれません。さらに、待遇差があるにも関わらず、正社員同様の責任を追わなくてはいけないケースも多々あります。

派遣先の変更ができない

 

無期雇用派遣の場合、派遣会社から紹介される派遣先での就業を断ることはできません。一方で有期雇用派遣の場合は希望する職種・職場で働くことができるため、デメリットと感じる方も多いようです。

 

そのため、自分で派遣先を決めたいという方にとっては、無期雇用派遣は向いていないといえるでしょう。

 

平均年収が低い傾向がある

 

無期雇用派遣をはじめ、派遣社員は正社員と比較すると平均年収が低い傾向があります。そのため、年収を重視する方にとっても無期雇用派遣は向いていないといえるでしょう。

 

また、正社員と違い、派遣社員にはボーナスや退職金などが支払われないケースも多いため、注意が必要です。

 

自由な働き方がしにくい

 

自由な働き方がしにくい点も、無期雇用派遣のデメリットです。有期雇用派遣の場合は勤務場所や勤務時間の融通が利きやすい一方、無期雇用派遣では派遣会社の定めた条件を守る必要があります。

 

そのため、休みや勤務時間を調整したい方にとっては、無期雇用派遣ではなく、有期雇用派遣で働く方が良いかもしれません。

無期雇用派遣がよかった!と思えるメリット

 

無期雇用派遣にはデメリットがある一方で、メリットも多数あります。ここでは、無期雇用派遣のメリットを紹介。自分にとってどちらの働き方が良いか確認してみてください。

派遣の3年ルールに縛られずに働ける

 

派遣には派遣法が適用されるため、同じ事業所で同一の派遣労働者が勤務できる上限は原則3年です。そのため、3年が経過した時点で移動が強いられてしまいます。

 

しかし、無期雇用派遣では3年ルールに縛られることはありません。一から業務を覚え直したり、慣れ親しんだ環境から離れたりする必要がないのはうれしいポイントです。

収入が安定し月給制で給料を受け取れる

 

収入が安定する点が、無期雇用派遣ならではのメリットです。有期雇用派遣では、実際に派遣先で働いてから収入を得られるケースがほとんどな一方、無期雇用派遣の場合は派遣先の紹介前であっても収入が得られます。

 

また、有期雇用派遣では時間給制である一方、無期雇用派遣では月給制となっている点も魅力のひとつです。

「キャリア形成支援制度」を受けられる

 

派遣社員として働くことで、キャリア形成支援制度を受けられます。キャリア形成支援制度とは、派遣社員として働く方に向けて段階的・体系的に必要な知識や技能を習得するための教育訓練やキャリアコンサルティングを行う制度のことです。

 

スキルアップしにくいとされる派遣社員でも、長期的な支援が受けられるのはうれしいポイント。有期雇用派遣でもこの制度は利用できますが、より長期間働ける無期雇用派遣の方がその恩恵を受けやすいでしょう。

 

無期雇用派遣が向いている人の特徴

ここまで、派遣には有期雇用派遣と無期雇用派遣の2種類があることを解説しました。自分にはどちらが向いているか気になる方もいるでしょう。ここでは、無期雇用派遣が向いている人の特徴を解説します。

 

安定した雇用を重視している人

 

安定した雇用を重視している方には、無期雇用派遣が向いています。無期雇用派遣には派遣の3年ルールは適用されないうえ、いわゆる派遣切りにあったとしても収入が得られなくなるということはありません。

 

また、同じ職場で長く働くことで、スキルアップや環境に馴染みやすくなる可能性もあります。

 

退職金や福利厚生を重視しない人

 

退職金や福利厚生を重視しない方にも、無期雇用派遣が向いています。無期雇用派遣ではボーナスや退職金はないケースがほとんどですが、その分正社員よりフレキシブルな働き方ができる可能性も。

 

そのため、退職金や福利厚生よりも自分のペースで働けることを優先する方にとって、無期雇用派遣は適しています。

 

正社員を目指している人

正社員を目指す方にとっても無期雇用派遣は適しているといえます。特に未経験の業界に挑戦したい場合、派遣でスキルを磨いた後に正社員として働くことが可能です。

 

また、キャリア形成支援制度を受けることで、将来的に必要なスキルが身につくため、正社員を目指せるでしょう。

 

無期雇用派遣を活用する方法

 

「無期雇用派遣にはデメリットしかない」と考えられがちですが、活用方法によっては多くのメリットが得られることもあります。ここでは、無期雇用派遣の活用方法を解説するので、チェックしてみてください。

実務経験を積むステップとして捉える

 

無期雇用派遣で働くことで、さまざまなスキルが身につきます。そのため、雇用形態に関わらず、実務経験を積むステップとして考えるのがおすすめです。

 

派遣社員として経験を積むことで、将来的に正社員として雇用される可能性があります。未経験の分野に挑戦したい方やブランクがある方は、無期雇用派遣を検討してみると良いかもしれません。

 

休みの日の過ごし方を考える

 

無期雇用派遣のメリットとして、正社員よりもプライベートを大切にしやすい点が挙げられます。オンとオフをしっかり区別したい方や家族との時間を大切にしたい方は、無期雇用派遣を検討するのが良いでしょう。

 

また、休みが取りやすいので、家事や育児に時間がさけるのはもちろん、スキルアップのための勉強などにも取り組みやすいです。

無期雇用派遣選びのポイント

 

無期雇用派遣で働くうえで重要なのが、派遣会社選びです。派遣会社によって対応や労働環境が大きく変わるため、いくつかのポイントをチェックしましょう。ここでは、無期雇用派遣選びのポイントを解説します。

適用除外業務がないかを確認

 

派遣会社に登録する際は、適用除外業務がないかを確認しましょう。適用除外業務とは、以下の5つが挙げられます。万が一該当する業務がある場合は、派遣会社や労働基準監督署に確認しましょう。

 

  • 港湾運送業務
  • 建設業務
  • 警備業務
  • 病院・診療所などにおける医療関連業務
  • 弁護士や公認会計士などの士業

 

派遣先の具体的な業務内容を確認

 

無期雇用派遣で働く際は、原則派遣会社に指定された派遣先で働く必要があります。しかし、業務内容が不安な場合は具体的な業務内容を確認のうえ、派遣会社に相談しましょう。

 

業務内容を派遣社員に通知することなく、依頼をすることは禁じられています。また、業務内容のほか、休日や給与なども必ず確認しておきましょう。

5年ルールを理解しておく

 

現在、有期雇用派遣で働いている場合、5年ルールが適用されるかどうかを確認しておきましょう。5年ルールとは、雇用契約が通算5年を超えた場合、派遣社員の希望により無期雇用派遣に転換できるルールです。

 

ただし、この制度は社員本人からの申請が必要なため、希望する方は必ず派遣会社に相談しておきましょう。

派遣の仕事を探すなら「アスタワーク」がおすすめ

派遣の仕事を探すなら『アスタワーク』がおすすめです。ここでは、東海地方の求人に強いアスタワークの特徴を紹介します。派遣の仕事を探している人は、ぜひチェックしてみてください。

高時給案件が豊富に揃っている

 

アスタワークには、高時給案件が多数揃っています。これは、専門の担当が独自の市場調査を適宜実施しているためです。

 

また、前払いや週払いにも対応していて、生活スタイルに応じて給与を受け取れることもうれしいポイントといえます。

即入寮できる寮がある

 

寮付きの求人が多い点もアスタワークのメリットです。さらに即入寮できるケースも多く、遠方での仕事もスムーズに行えます。

 

また、食事や家具付きの量がある点も魅力のひとつ。スーパーやコンビニなど、周囲の環境も良く住みやすいといえます。

ホスピタリティが高く手厚いサポートが受けられる

 

ホスピタリティが高く、手厚いサポートが受けられる点もアスタワークの魅力です。たとえば、求人に載っていない詳しい条件や仕事内容について説明してもらえるので、派遣後にイメージと違ったということはありません。

 

また、赴任の段取りや入寮、契約などのサポートしてくれる点も魅力のひとつです。

専門の相談担当者がつく

 

アスタワークでは担当制度を採用していて、初めての方や外国籍の方でも安心して利用可能です。面接担当者や入社後の相談担当者がいるなど、困ったことを相談しやすい環境が整っています。

 

また、通訳ができるスタッフもいるので、日本語に自信がない方でも利用しやすいといえるでしょう。

 

公式サイトで詳細を見る

無期雇用派遣はデメリットしかないわけではない

本記事では無期雇用派遣がデメリットしかないと言われている理由から、無期雇用派遣を活用する方法や選ぶ際のポイントを紹介しました。無期雇用派遣には、3年ルールに縛られずに働ける点や収入が安定する点などさまざまなメリットがあります。無期雇用派遣で働くことを検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

編集 木村:KIMURA/ アスタリスク、人材戦略グループ長 広告・人事担当

PROFILE:木村瞳。1985年生まれ。岡山県出身。大学卒業後ユニクロに入社し、採用や育成を担当。現職のアスタリスクへ2014年入社。面接や育成は通算15年以上携わっています。アスタリスクに入社してからは数多くの企業様へ訪問し人材コンサルの支援をさせて頂いています。その経験を活かし、現在は管理職として、幅広い職種の方の転職をサポートしています。

MESSAGE:取引先にも求職者の方にも忖度しないこと。良い情報も悪い情報も、お話しし、その方にとって間違いのない選択。リスクの低い選択をご提案できるように心がけています。

関連記事

サムネイル

派遣社員のメリットとは?正社員との違いやデメリットを乗り越える方法も解説

派遣社員は、自分のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が可能…

働き方
サムネイル

工場勤務に向いている人とは?仕事内容や向いていない人の特徴を解説

工場勤務が未経験の方にとって、仕事内容や働き方の面で向いてい…

働き方
サムネイル

スキマバイトは怪しい?注意すべきポイントや仕事探しのコツを解説

空いた時間を有効活用できるスキマバイトは、手軽に収入を得られ…

働き方
サムネイル

40代で派遣とパートはどっちを選ぶべき?働き方の特徴や選び方を徹底解説

40代で働き方を選ぶ際、派遣とパートどちらが自分に合うのか迷…

働き方 転職
サムネイル

ISFJ(擁護者)に向いてる仕事10選!性格の特徴から強みや不向きの職業も徹底解説

ISFJ(擁護者)とは、内向型(I)、感覚型(S)、感情型(…

働き方
サムネイル

軽作業とはどんな仕事?向いている人やきついと言われる理由を解説

軽作業は、物流や製造現場を中心に需要が高く、未経験からでも始…

働き方
サムネイル

工場勤務する女性は多い?工場で働くメリットやデメリットを紹介

工場勤務は、食品や化粧品、医薬品など幅広い分野で女性が活躍す…

働き方
サムネイル

工場勤務はなぜきつい?きつい理由や向いている人の特徴を紹介

工場勤務は初心者でも採用されやすい仕事ですが、「きつい」と感…

働き方
サムネイル

日雇い派遣は原則禁止?例外の条件や単発バイトとの違いについて解説

日雇い派遣は法改正によって原則禁止となっている一方で、条件を…

働き方

サイト内検索

サイト内検索